写メ日記 | 聖夜

聖夜

2017/12/25 17:15:48

『ヴァンサン・ヴァンサン坊やのクリスマス』 by
Gaston Leroux (1913年)

フランス・ミステリ界草創期の巨匠
ガストン・ルルー(1864~1927)の短編。
推理小説に興味はなくとも1度は聞いたことがある この作家の有名作品といえば
1911年発表の『オペラ座の怪人』
ミュージカル色が強い作品ですが 原作は虚実入り混じった怪奇趣味溢れるもの 、 これもそのテイストになります。

年末のツーロン港、カフェテリアに集う元船員の老人達が次々に語る奇譚を「わたし」が聞き手という設定
その3話目

X'masの夜、 押し込み強盗に入られ殺害された ある夫婦の矛盾した話
犯行はあったが下手人が存在しない。
ヴァンサン坊や の両親がとる不可解な行動、しかし文中それらについての説明が全くありません。
「はて??」と読み進めるうちにラストで
オチが着くところは流石 ミステリ草創期に人気を博した1級ストーリーテラーの作家さんです。
怪談と読者に思わせながら実は合理的解釈をつけた人間臭い結末の話です
奇談といったところ。
この時代にしては過剰と思える程、
猟奇色が盛り込まれているが あくまで
人の持つ残忍さや狡猾さ、嫉妬や憎悪、
あるいは裏目に出た愛情、
そういったものが悍ましくも品よく描かれています。
そこはミステリ作家ルルー先生の面目躍如といったところでしょうか
ホラー苦手でも大丈夫w
今夜におすすめ ノスタルジックな短編集です。

仏俳優 ヴァンサン・カッセルで脳内補完してもムダです(笑)


欧州の怪談は日本のように夏ではなく
真冬の暖炉の前でするのだそうで 😱

英国の文豪ディッケンズ御大の『クリスマス・キャロル』も三身の亡霊が出てくるし 👻
こちらはあまりにも名作過ぎるので
論じるに臆しましたw


きよし この夜
御告 うけし
牧人たちは 御子のみまえに
額づきぬ かしこみて
きたりて 拝め
ハレルヤ♪
👼✨
良いX'masをお過ごし下さいませ

🌠🎄🎂🍗🎅🎁✨

パート先の寸志入ったのでモンクレ ロングダウンコート買いましたw
コメ兵の中古ですが (笑)