写メ日記

2018/03/02 19:44:51

東風吹かば
匂い おこせよ
梅の花
主なしとて
春な 忘れそ

菅原道真公御歌


正治元年(1199) 春、
頼朝が亡くなり 三浦氏の弾劾を
受けて鎌倉を追われた梶原景季は
所領の相模国へ退く旅に 梅ヶ枝
という お気に入り遊女(風俗嬢)を
伴っていたw
道中 金子が尽きて いよいよ困った。
そこで 梅ヶ枝嬢は、無間鐘 の逸話を
思い出し 唐金の鉢をとりあげ、
鐘に例えて 割れるまで叩き続けながら
「黄金三百両欲しい!」と念じた。
すると 二人のいる宿に泊まりあわせた
客の一人が 鉢を叩く音に驚き理由を
尋ね 金に困っている話を訊くと、
本当に黄金三百両を都合してくれたw
その後、梅ヶ枝の唐金鉢の唄が
伝えられ、今日に至るまで 祇園芸妓
の間で吟われている

梅ヶ枝の 手水鉢 叩いて
お金 出るならば
皆さん 身請けを
そうれ々
頼み申します


お茶引きの時に吟じる
まじない だそうで
暇な春先に試してみるのが
良いそうだ(笑)
要るもん
瀬戸もの茶碗 と木槌w(笑)


拾遺和歌集
小泉八雲 R・ハーン名義 著
「骨董」より


無間鐘の逸話

800年 遠江国の無間山の僧達が
寺に大鐘を造る際に 鐘の地金に
する唐金の古鏡を寄進してくれる
よう、檀家の婦人達に力添えを
乞うた
ある豪農の若妻が愛用の鏡を寄進
するが 奇怪なことに
鋳込まれても熔けず、献納を惜しんだ
執念を公然に知られることを恥じて
遺書をのこして自害した

「私が死んだら鏡を熔かして鐘と
鋳込めましょう
その鐘を鳴らして割った人には
霊魂のちからで
大金を授かりましょう」